Version 2(自社オリジナルAPP)国内開発パートナー選定 / 案件概要
この案件が何なのか
タイヤの空気圧を見張るスマホアプリを、
日本の会社に作ってほしい ── という開発案件です。
そもそも何の製品なのか
TPMS=タイヤ空気圧監視システム。タイヤのバルブにセンサーを付けて、空気圧と温度を測り、Bluetoothでスマホに飛ばす仕組みです。空気圧が減ってくるとスマホが教えてくれる。パンクやバースト事故の予防が目的です。
顧客の A社(A社) は、このセンサーと受信機を作って売っているメーカー。ハードウェアは持っている。けれどスマホアプリは持っていない ── ここが今回の起点です。
A社の二段階戦略
今は中国の工場が作った既製アプリ(海外工場の標準APP)をそのまま流用して製品を売っています。とりあえず売れてはいるものの、他社と同じ既製品なので自社の色が出せない。そこで「自分たちだけのアプリを日本で作りたい」となったのが今回です。
※ 資料には「今回の開発は完成品ではなく、A社 TPMSプラットフォームの出発点」と明記。この先が続く前提の案件です。
こだわりは3つだけ
一般的なTPMSアプリは「異常が出たら警報を鳴らす」だけ。A社はそこに不満があり、「出発前に正常であると確認できて安心できるアプリ」にしたいと言っています。
異常を知らせるだけではなく、安心して出発できる APPへ。
開発範囲と、先方の提供物
| 開発範囲 | iPhone版・Android版の両方/センサーとのBluetooth通信を安定させること/アプリを閉じた状態でも動くこと・通知・音声/実機テストとログ解析/アプリストアへの公開支援/ソースコード・設計資料・ビルド手順の納品/将来のクラウド連携を考えた設計 |
|---|---|
| A社側が用意済み | APP機能仕様書・開発確認書/画面デザイン・画面遷移案/設定画面の仕様/しきい値のデータ集/UI素材/実機のセンサーと受信機 |
| 求める姿勢 | 言われた通り作るだけでなく改善案を出せること/iPhone・Android双方の対応力/BLE・IoT機器連携の実績/実機評価・品質管理・継続保守/単発受託ではなく長期的な協業 |
ゼロから要件を考える案件ではありません。仕様書もデザインも先方が持っている状態からのスタートです。
押さえておくべきリスク
「候補企業には同一条件で提案・相見積もりを実施」と資料に明記。競合がいます。価格だけの勝負に持ち込まれると不利なので、技術提案の中身で差をつける必要があります。
アプリを閉じた状態でセンサーの電波を拾い続けるのは、iPhoneでは制限が厳しい領域です。ここが技術提案の勝負どころで、他社も同じ壁にぶつかります。先方も承知の上で「OS制約を踏まえた現実的な提案」を求めています。
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